中古タントの弱点を知って賢く購入するポイント

TanTo oldントを購入するなら新車か中古車どちらがいいのか?と迷ってしまいますよね。新車・中古車どちらもメリットはありますが、もし中古車で購入するなら『中古車の弱点』を理解しないと購入した後に損をして後悔してしまう恐れがあります!

悔しい思いをしない為にも今回は中古車屋さんでも教えてくれないタントの弱点や中古車の特徴と購入ポイントをお伝えします。


中古タントの弱点を知って賢く購入するポイント


①タントに潜む危険な不具合に注意!

タントは生産されている中で、過去に少なくとも5件のリコールを国土交通省へ届出ています。リコールの中には最悪、負傷や事故に関係する非常に怖い不具合や故障もありました!

リコールは本来、修理しないと車検に通りませんが、見逃されている場合も十分にありますのであなたが目をつけた中古タントもリコール対象の車両ではないか、販売店側に修理や部品交換など措置をとっているのかを確認をしてください。
とくに対象車両の多いリコールは要注意です!

タントの主なリコール

2007年12月~10年11月の間に生産されたタントでは、オートマミッションであるCVTの構造が不適切なためCVT内部のセンサーが切断したりシャフトが折れたりする危険性があるとしてリコールを発表しており、対象車両はタントカスタムも合わせて、なんと約20万台にもおよびます!
2014年1月~5月の間に生産されたタントでは、エアバックの展開を制御するコンピューターに不具合があるため、衝突などの事故も起こしていないのにエアバックが勝手に開く危険性があるとしてリコールを発表しており、対象車両は4万台を超えています!
2014年10月~15年2月の間に生産されたタントでは、前ブレーキキャリパーの取り付け方が不適切なことから、ブレーキを踏み続けていくと取り付け部分のボルトが緩んでしまい、ブレーキからの異音やボルトが抜け落ちることでブレーキが効かなくなる危険性があるとしてリコールを発表しており、対象車両は約7000台となっています!

とくに①は、これだけ膨大な対象車両だとリコールの修理を行っていないタントの中古車が潜んでいる可能性もありますので、確実に確認しましょう!

②リコール・改善対策・サービスキャンペーンの違いとは?

実はメーカー側の設計ミスである

1 リコール
2 改善対策
3 サービスキャンペーン

などは、上から順に重要度が変わってきます。

ポイント1の章でもお伝えした通り、リコールは修理しないと車検に通りませんが、改善措置やサービスキャンペーンは修理しなくても車検に通ります。
※残念な事に、タントは改善対策やサービスキャンペーンの届出も少なくありません。

中古とはいえ車を購入することは一生に何度もない高い買い物ですので、購入したからには安全に、そして快適に車に乗りたいものですよね?

是非リコールと合わせて、改善対策やサービスキャンペーンの措置をとったのかを確認しましょう。

リコール
設計上のミスや部品の不具合などが原因で、公道を走行する為の保安基準に適していない状態や適さなくなる恐れがある状態で、乗り続けると重大な事故や故障などのトラブルに繋がる危険性があります。
改善対策
保安基準などの規定はありませんが、メーカー側が安全上見逃すことができないと判断した場合には必要な措置をとります。
サービスキャンペーン
不具合が原因で事故や故障にはつながらず、品質上の問題で車両を使用する際に、使いづらくなったりなど、不快な思いをする可能性がある事です。

③中古車でよくある故障を把握して保証内容を確認

中古のタントを選ぶ上でもう一つの重要なポイントが、保証の有無と、保証の内容を確認することです。

タントの中古車は年数や走行距離に応じて、いつ故障するのかわからない高額部品が数多く存在します。また過去のオーナーがどのように車を扱い、運転していたのか細かな情報を把握するのは難しい為、保証はとても大事になってきます。

保証の内容は中古車販売店によって様々です。もし保証が付いていたとしても故障の状況によっては保証が使えないこともありますので、ムダな出費を無くすためにも保証の内容にも注目しながら中古車を選びましょう。

中古車でよくある故障の一例です。他にも故障は様々ありますが、高額修理の恐れがある故障をえらびました。保証の内容と共に参考にしてください。

中古車でよくある故障

・セルモ-ター(エンジンスタ-ター)
・エアコンのコンプレッサー
・オルタネーター(発電装置)
・オートマのミッション

④故障が避けられない!?タントの高額修理

ポイント3の章でお伝えした故障の中でも特に高額修理になる部品があります!

中古のタントで高額な修理費用になる部品とはエアコンのコンプレッサーで、その修理費用は、なんと10万円以上にもなります!

タントは、エンジンの動力でエアコンのコンプレッサーを動かし、冷気を車内に送っています。実はこのコンプレッサーは、年数や走行距離などでオイルの潤滑性が失われ、どうしても劣化してしまいます。

( 劣化したコンプレッサーは、摺動部が摩擦で熱をおこし、膨張して動かなくなってしまいます。この事を【焼き付き】や【ロック】と表現します)

そのため、いつ故障するのか分かりません。最悪、タントを購入した直後にコンプレッサーが故障する可能性だって十分にあるのです!

残念な事に、コンプレッサーを交換する時には、高圧・低圧ホースなどの関連パーツも同時に交換しないといけないため、関連する部品代、工賃代を含めますと10万円以上の高額修理になってしまいます!

(リビドル品『中古部品を修理して組み直した部品』なら、もう少し費用をおさえられますが、すぐに不具合が再発してしまうリスクがあります!)

後悔しない為にも、保証の適用範囲や保証期間も販売店側としっかりと確認し、納得した上で購入しましょう。

⑤品質の良いタントをお得に購入するには?

せっかく購入するからには走行距離が少なく、状態の良いタントが欲しいですよね?しかし人気車ゆえに、状態が良く走行距離が少ないタントは驚くほどの価格になっている事も珍しくありませんし、値引きをしても中古車ゆえに数万円が限界です!

では価格が低い過走行車を選ぶしかないのか?実は、値引き以上に購入価格を大幅に下げる方法があります。

購入価格を大幅に下げる方法とは、いま乗っている愛車の本当の価値を知って高く売却することです!

ですが私たち素人には、愛車の価値を把握できるのは難しく『古い車だし、走行距離も多いから値段がついたら良いかなぁ』なんて思ってしまいますよね。

実はそこが落とし穴で、そのまま下取りさせたら自分から品質が良くて低走行なタントを購入するチャンスを逃している事になってしまいます!

愛車の本当の価値を知る事でより高く売ることができ、タントの購入資金にあてる事ができますよね。方法はとても簡単インターネットの無料一括査定を利用するだけです。

例えば、査定額が10万円と言われた車を販売店側から「購入してもらえたらプラス10万円で下取りさせて頂きます♪」なんて言われたら思わずOKと言ってしまいがちですが…

愛車の本当の価値が40万円だとしたら・・

20万円も損することになります!
( 無料一括査定では、このくらいの価格差はよくあります!)

愛車の本当の価値を知ることで

車検を通した方がメリットになるか
買い替えた方がメリットになるか

を比較する事ができますし、もし思いも寄らないような価格で売る事ができれば

本当に欲しい車に買い替えたり♪

毎月のローンを1万円でも2万円でも安くできる♪

予定を早めて車を購入できる♪

など、お得に中古車や新車に買い替える事も夢ではなくなりますよ♪

販売店やディーラーの下取り価格と、インターネットの無料一括査定では大きく値段が変わってきますので、本当に購入したいタントをお得にする為にも、まずはお気軽に愛車の本当の価値を確認してはいかがでしょうか。

初めての利用でも安心♪個人情報が公開されない一括査定サービスはこちら

 

ここまでタントの弱点を知って賢く購入するポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか?中古車にしても車を購入するのは高い買い物ですよね?それゆえ判断するのは難しく、決断する勇気が必要になってきます。

ですが、判断出来る材料があれば冷静に物事を見極める事もできますし、購入するタントの選択枠も広がるはずです。

思い込みや勘違いで悔しい思いをしない為にも是非この内容を活用して、あなたも快適なカーライフを過ごしてくださいね♪

まとめ

中古車屋さんでも教えてくれない中古タントの購入ポイント!

①リコール対策の確認
②サービスキャンペーン対策の確認
③保証内容、補償範囲を確実に確認
④愛車の本当の価値を調べる大切さ
⑤本当に欲しいタントを選ぼう♪

タイトルとURLをコピーしました